教職専門シリーズ<br> 特別活動

教職専門シリーズ
特別活動

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  • サイズ A5判/ページ数 192p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623022878
  • NDC分類 375.18
  • Cコード C3337

出版社内容情報

【内容】
望ましい集団活動を通じて心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図り協力して集団の向上を計る自主的実践的態度を育てる特別活動は,言うに易く難しい活動である。具体的な実践の成功例と失敗例をあげながら考察する。

【目次】
序 章 学級・学校の生活と特別活動
-中学生A君の一日-
第1部 現場における特別活動
第1章 学級活動
1 学級活動の特質
2 学級活動をめぐる諸問題
3 学級活動の実践
第2章 児童会・生徒会活動
1 児童会・生徒会活動の特質
2 児童会・生徒会活動をめぐる諸問題
3 児童会・生徒会活動の実践
第3章 クラブ活動
1 クラブ活動の特質
2 クラブ活動をめぐる諸問題
3 クラブ活動の実践
第4章 学校行事
1 学校行事の特質
2 さまざまな学校行事
3 学校行事をめぐる諸問題
4 学校行事の実践
第2部 特別活動の教育的意義
第5章 特別活動の今日的意義
1 教育課程としての特別活動
2 教育課程のねらいと特別活動
3 特別活動の特質と意義
第6章 教科指導と特別活動
1 学習指導要領の改訂から
2 各教科と特別活動の関連
3 特別活動と学級経営
4 「関係」の一般的な考察
第7章 特別活動の歴史
1 特別活動の発祥
2 戦前活動の学校行事
3 特別活動の発足と展開
第3部 特別活動の基礎理論
第8章 学級・学校集団の理論
1 組 織 論
2 人間関係論
3 リーダーシップ論
4 集団形成の評価
第9章 集団過程・方法の理論
1 集団思考論
2 討 議 法
3 問題解決の方法原理
第10章 目的と内容の理論
1 準拠集団論
2 創造表現論
3 合科・総合学習論

内容説明

本書の内容は、次のような構成になっている。学習者の立場でしか体験のない者にとって、学校は各教科の授業と同一視され、特別活動は見えにくい存在である。本書では、この点をふまえて、まず「中学生A君の一日」を取り上げ、特別活動が学級の日々の生活にどのように入り込んでいるかを明らかにしようとした。第1章から第4章までは学習指導要領の特別活動の内容、学級活動(ホームルーム)、児童・生徒会活動、クラブ活動、学校行事を一つひとつ取り上げ、それらの具体的な活動内容を示しながら解説した。第2部では、特別活動が近年重視されるようになった社会的背景、その教育的意義、各教科の授業との関連など理論的にあきらかにしようとした。第5章「特別活動の今日的意義」、第6章「教科指導と特別活動」、第7章「特別活動の歴史」がそれである。第8章、第9章、第10章では、特別活動の研究・開発のための基礎となる諸理論について簡単な解説を加えた。序章から第7章までの間に現われる言葉についていま少し専門的に深く知りたいという場合にも、この第3部は役立つであろう。

目次

第1部 現場における特別活動(学級活動;児童会・生徒会活動;クラブ活動;学校行事)
第2部 特別活動の教育的意義(特別活動の今日的意義;教科指導と特別活動;特別活動の歴史)
第3部 特別活動の基礎理論(学級・学校集団の理論;集団過程・方法の理論;目的と内容の理論)

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