出版社内容情報
【内容】
いま古都・京都は都市の開発・再開発のなかで重大な岐路に立っている。京都で生まれ育ち、京都をこよなく愛する著者が京都の歴史と文化の淵源を古代にまでさかのぼり、その発展の道すじを渾身の力を込めて描き出す。
【目次】
序章 京都の成立
第一章 京都人の特質
推移する京都
京都人の閉鎖的性格
京都人の開明性
第二章 京都－その歴史・文化の素描
多様な生成
京都の歴史
第三章 古道と氏族
平安京建設の前提
古道の復元
氏族分布の様相
第四章 桓武天皇
皇位へのみち
激動の政界
後半生
第五章 山背遷都論
平城京放棄の原因
山背国へ
長岡京の興亡
第六章 平安京の成立過程
都と地方
平安京の内部構成
流動する平安京
第七章 新都市のなりたち
白河の六勝寺
鳥羽殿の造営
中世都市への発展
第八章 平安京に生きる人々
都市生活のありさま
工匠と商人と
市民の風景
盗賊の横行
終章 保存と開発の調和
内容説明
京都の歴史と文化の淵源を鮮やかに照射する。
目次
序章 京都の成立
第１章 京都人の特質
第２章 京都―その歴史・文化の素描
第３章 古道と氏族
第４章 桓武天皇
第５章 山背遷都論
第６章 平安京の成立過程
第７章 新都市のなりたち
第８章 平安京に生きる人々
終章 保存と開発の調和
