内容説明
子どもたちは混乱し、教師も親も教育に自信を失いかけています。いじめ、非行、暴力―これらはどうにもならない現象でしょうか。本書は、この現場にあえて飛びこんでいこうとする学生諸君と一しょに考えようとして編集されました。本書は、教師が親たちと手をくんで、自由と平和を愛し、一人ひとりの人間を大切にするという教育の原点から、危機打開を訴えます。
目次
ごまかされない力と仲良くする力を
生きる力を育てる
子どもをひきつける授業とは
管理主義的生活指導を越えて
自覚と励ましを与える評価とは
教育効果をたかめる条件の整備
いま教師になること
男女の自立をめざす教育とは
私学の存在理由を問う
学校は何をするところか