父が子に語る世界歴史〈3〉ルネサンスから産業革命へ (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622080138
  • NDC分類 209
  • Cコード C0320

出版社内容情報

ヨーロッパでは、中世世界が破綻した。ローマ教会にたいするプロテスタントの反逆が激化し、地球を回る新航路が発見され、中世は、新しい秩序に席をゆずる――ルネサンスへ、産業革命とアメリカの分離へ。一方、アジアにはその影響が津波のように押し寄せた――アクバルのムガール帝国が全盛をきわめ、あっけなく解体し、日本は鎖国し、インドはイギリスに制覇される。「無知は、いつの時代にも変化を恐れ、みじめな状態にあっても、自分の習慣にしがみつく」。

目次抄
新航路の発見/モンゴル帝国の解体/ヴィジャヤナガル国/アジア略奪貿易のはじまり/日本の鎖国/ルネサンス/プロテスタントの反逆と農民戦争/絶対王政/大帝アクバル/インドを制覇するイギリス/康熈帝/産業革命はイギリスにはじまる/アメリカの分離と独立

全8巻


Jawaharlal Nehru(ジャワーハルラール・ネルー)
1889年生まれ。インドの政治家、民族独立運動の指導者。英国の支配に抵抗、1945年までに下獄9回、人生の最盛期を獄中に過ごした。この間、ガンディの不服従非暴力運動にも協力した。1947年の独立とともに、首相、外相および連邦関係相を兼ねた。49年連邦首相会議、55年バンドンのアジア・アフリカ会議と内政に外交に多面的な活躍をした。その反帝国主義、反植民地主義、反人種差別主義には戦後世界をリードしていく歴史感覚と民衆への愛情があった。1964年歿。おもな著書『自叙伝』(「世界の名著」63、中央公論社、1967)、『インドの発見』(全2巻、岩波書店、1953-56)ほか。

大山聰(おおやま・さとし)訳
1915年東京に生まれる。1938年東京大学文学部卒業。早稲田大学、東京都立大学教授、成城大学文学部教授、および東京芸術大学、早稲田大学講師を歴任。訳書 ティボール・メンデ『ネールは主張する』ほか。2002年没。

内容説明

「宗教改革はヨーロッパに、宗教的自由を育てずに、新型の狂信を育てた」―新航路の発見、ムガール帝国、日本の鎖国、イギリス産業革命などを語る。

目次

新航路の発見
モンゴル帝国の解体
インド宗教問題の起源
南インドの諸王国
ヴィジャヤナガル国
マレーシアの諸帝国
アジア略奪貿易のはじまり
中国の平和と繁栄
日本の鎖国
動乱期のヨーロッパ〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

1
タイトル通り、ここから最後まで一気に近現代史ゾーンに入る。さすがに現代に近い歴史はより詳細に描かれている。自由を愛するネルーらしくルネサンスへの評価は高いが、この本の場合同時代の偉大な文化も一緒に紹介されているのでトータルな視野を得るのに便利。アクバルというのは結構な名君のようだ2011/03/30

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