出版社内容情報
子どもの教育と認識の発達を考える上で不可欠な文献。第二次大戦中フランスでの講義を含む著作。
内容説明
心理学、論理学、哲学の三者が一体となったもので、ピアジェ心理学の全体を包括しつつ、同時に現代の知識心理学を簡潔にまとめている。
目次
第１部 知能の性質（知能と生物学的適応；「思考心理学」と論理操作の心理学的性質）
第２部 知能と感覚運動的機能（知能と知覚；習慣と感覚運動的知能）
第３部 思考の発達（思考の完成―直感と操作；知能の発達の社会的要因）
結論 リズムと調整作用と群性体
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もりぞう
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とっても難解な内容だった。知覚と知能、思考が関わりあって、人間は成長し、社会生活を送るようになるということをざっと認識することはできたと思う。子どもの自己中心性がどういうことなのかが分かり、それにまつわる例が面白いなあと思った。大人では想像もしない思考を子どもが持っている所以だ。大人は複雑な思考、推測により、世の中を見ているともいえるかと。2020/04/18
