化学物質毒性ハンドブック 臨床編〈1〉

化学物質毒性ハンドブック 臨床編〈1〉

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  • サイズ B5判/ページ数 492p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784621071243
  • NDC分類 491.59
  • Cコード C3347

出版社内容情報

《内容》 医学生、臨床医、看護師、薬剤師、ヘルスケア従事者のための毒性ハンドブック。I巻では、気道の管理・薬毒物の分析法・薬毒物動態・酸塩基平衡障害などの一般的な臨床上のトピックス、特定の徴候や症状を示す患者の評価と治療、鎮痛薬・抗炎症薬・一般用医薬品・循環器用薬について述べる。各薬物について薬理と病態生理、臨床所見、鑑別診断、検査、治療、最終処置、後遺症などの項目に分かれて詳細な記述がある。各章のはじめに要点がまとめられている。    

《目次》
I総論
1中毒患者への初期対応/2気道の管理/3中毒患者の二次救命処置/4身体所見と中毒症状/5消化管に対する初期治療/6血液浄化法/7緊急時の薬毒物検査/8放射線診断/9薬毒物動態/10体液および電解質/11酸塩基平衡障害/12妊娠と中毒/13中毒センター/14化学物質に汚染された患者の処置/15職場における薬物検査
II症状別対応
16中枢神経抑制/17中枢神経興奮/18痙攣発作/19末梢神経障害/20心血管障害/21肝不全/22腎不全/23血液の傷害/24メトヘモグロビン血症/25呼吸器傷害/26過敏性反応/27体温調節異常:高体温および低体温/28眼の傷害
III原因物質別対応
鎮痛薬、抗炎症薬 29アセトアミノフェン/30サリチル酸系薬物/31非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)/32コルヒチン/33筋弛緩薬
一般用医薬品 34ビタミン/35鉄/36カフェインおよび類似の一般用交感神経作動薬/37薬草および栄養補助剤/38下剤/39樟脳、防虫剤/40精油
循環器用薬 41抗不整脈薬/42β-アドレナリン受容体拮抗薬/43カルシウムチャンネル拮抗薬/44強心配糖体/45クロニジンと中枢性降圧薬/46降圧薬/47ニトロプルシド

内容説明

第1部では、各種の中毒のさいに必要とされる種々の気道管理方法や2次救命処置を含む幅広い臨床上の問題を扱った。第2部では、症状別に診断や治療を、また臓器別に中毒学上の問題を扱った。第3部では、よくみられる各種薬毒物について、一定のパターンに従って記述した。

目次

1 総論(中毒患者への初期対応;気道の管理;中毒患者の二次救命処置 ほか)
2 症状別対応(中枢神経抑制;中枢神経興奮;痙攣発作 ほか)
3 原因物質別対応(鎮痛薬、抗炎症薬;一般用医薬品;循環器用薬)

著者等紹介

内藤裕史[ナイトウヒロシ]
筑波大学名誉教授。昭和35年札幌医科大学卒業。昭和36年札幌医科大学助手。昭和39年~昭和42年米国エール大学付属病院麻酔科研修医。昭和44年札幌医科大学助教授。昭和46年~昭和47年米国エール大学薬理学研究室研究員。昭和51年筑波大学教授。平成7年4月茨城県立医療大学副学長、筑波大学名誉教授。平成13年3月茨城県立医療大学退職、つくば中毒研究所所長。財団法人日本中毒情報センター理事

横手規子[ヨコテノリコ]
科学技術翻訳家。昭和42年東京大学薬学部薬学科卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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