内容説明
社内における経営陣の内紛、役職員の不正、内部告発、独禁法違反…、社外における知的財産紛争、危険ビジネスの罠、贈賄問題、総会屋、PL問題…。企業は内外のさまざまな危険に取り囲まれている。では、これらの危険を可能なかぎり回避し、万一、危機に遭遇した場合、少しでもダメージを軽く済ませるには?―企業防衛(危機管理)のためには、企業全体の利益とリスクを考慮しつつ、法務のあらゆる知識を活用すべきだと主張してきた筆者による、待望の「企業防衛法務(リーガル・リスクマネジメント)」の入門書。
目次
第1章 企業防衛法務とは何か
第2章 企業不祥事の回避システム
第3章 危険ビジネスの回避
第4章 総会屋対策
第5章 PL対策はなぜ必要か
第6章 独禁法問題と企業防衛