内容説明
高度成長期以後に生まれ、豊かな生活の中でもっぱら平和を享受し続けた無邪気な若者たちが気軽に留学ブームの波に乗り、今日もまた世界のどこかで「恥をかき捨て」ている現実を憂い、警鐘を打ちならすと同時に、真の留学でこそ得られる無形の、眼に見えない、心の奥深く刻まれる「宝」をもち帰って、異なった文化をもつ2つの国の懸け橋になってほしいという、次の時代の世界を担う若者にむけての期待を込めた熱いメッセージ。
目次
第1章 世界の留学生交流
第2章 日本人留学生の動向
第3章 留学生の増大とホームステイ―富士山はなぜ高いのか
第4章 高校生の交換留学―国際ロータリー青少年交換プログラムを中心として
第5章 中野雅夫くん(仮名)への手紙
ロバート・ブリュックナーくんから中野雅夫くんあての手紙
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- 和書
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