出版社内容情報
《内容》 個々の事例をあげ、戦略的観点も含めて解説した薬学部学生のための創薬化学の教科書。総論では医薬分子と生体分子の相互作用のしくみを概説し、また、創薬科学の展望を示す。各論では新規性・画期性・有用性が高い10種の医薬品について解説し、さらに臨床上汎用的な医薬品75
《目次》
I.総論
1章 生体のしくみ 2章 医薬分子の設計 3章 20世紀の創薬と21世紀の創薬
II. 各論
4章 感染症と薬 ―サルファ剤 5章 感染症と薬 ―β‐ラクタム系抗生物質 6章 感染症と薬 ―ピリドンカルボン酸系抗菌薬 7章 β-受容体遮断薬 8章 ヒスタミンH2受容体遮断薬 9章
内容説明
創薬は、リードとなる生理活性物質の発見に始まり、最適な臨床効果を導き出す物質の創製を目的とする学問・技術である。創薬化学は、この目的達成にむけた、全てのプロセスに対する化学的な働きかけである。本書では、個々の具体例を示しながら、医薬分子と生体成分の相互作用という観点から創薬化学を解説する。有機化学的観点のみに留まらず、疾病と治療にもわたる広い視野をもって薬を科学している。
目次
1 総論(生体のしくみ;医薬分子の設計―医薬分子を創るときに考えなければならないこと;20世紀の創薬と21世紀の創薬科学)
2 各論(感染症と薬(サルファ剤;β‐ラクタム系抗生物質;ピリドンカルボン酸系抗菌薬)
β受容体遮断薬
ヒスタミンH2‐受容体拮抗薬 ほか)
著者等紹介
増野匡彦[マシノタダヒコ]
共立薬科大学助教授
本多利雄[ホンダトシオ]
星薬科大学教授
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