出版社内容情報
地域福祉は社会福祉における新しいサービス提供システムであり、実践方法である。地域福祉は社会福祉における地方分権化を前提として、居宅における自立生活を支援する在宅福祉サービスを軸に、地域住民の参加を得て福祉コミュニティを形成する実践である。
１．社会福祉の変容・発展と地域福祉の実体化
２．１９９０年社会福祉改革と市町村地域福祉の時代
３．地域自立生活の保障と地域福祉の考え方
４．在宅福祉サービスの考え方と構成要件
５．在宅福祉サービスの供給のあり方と供給組織
６．在宅福祉サービスとインフォーマルケア
７．地域福祉の主体形成と福祉教育
８．ボランティア活動の理念と活動の構造
９．地域福祉推進体制(1)社会福祉協議会の理念と課題
１０．地域福祉推進体制(2)民生委員・児童委員制度
１１．地域福祉推進体制(3)地域福祉推進の財源と共同募金活動
１２．社会福祉施設と地域福祉
１３．地域福祉実践との方法とコミュニティソーシャルワーカーの資質
１４．地域福祉計画のあり方と策定方法
１５．諸外国の地域福祉の歩み
