出版社内容情報
疾病のある状態を全人的にとらえ，体内の環境変化から生活過程の変化に至るまで多角的に考察。疾病の基本的理解は臓器別や病理的な理解だけでは十分でなく，全人的な理解に基づいて捉えることで初めて，有効な回復を促すことができることを明らかにしている。病的状態からの回復に向けての生活調整，疾病を予防し回復を促進するための主要素についても言及。
１．概論：何を学ぶのか
２．疾病の成り立ち：看護の立場から
３．疾病の成り立ち：医師の立場から
４．異常状態の特徴
５．疾病に対する診断および治療とそれに伴う変化
６．感染と人体防御機構：看護の視点
７．中枢神経機能の障害
８．生命の危機・呼吸機能の障害
９．循環機能の障害：造血機能の障害
１０．栄養摂取・吸収・代謝・排泄機能の障害１
１１．栄養摂取・吸収・代謝・排泄機能の障害２
１２．内部環境調節機能の障害
１３．運動機能および皮膚の障害
１４．生殖機能をつかさどる器官の障害
１５．持続的な学習のための方法と留意点
