出版社内容情報
比較政治学は、政府と社会の関係について理論化し、各国政治の現実を検討する学問である。序章で古典的なイーストンの「システム理論」を考察し、「比較メソッド」および変数中心アプローチ、この分野における最新の研究テーマを紹介。15章構成で、先進諸国を中心とした世界各国の政治、とくに政治制度と過去20年間の政治変容に焦点をあてて考察。 さらに、 各国政治経済のグローバル化にも言及している。比較政治学の基本的枠組みを理解することができる。
1.比較政治学とは何か
2.政治制度
3.政治文化
4.政治体制(1):非民主的体制
5.政治体制(2):現代民主政
6.民主化理論(1)-移行の力学
7.民主化理論(2)-経済発展とデモクラシーの質
8.政党と政党システム
9.政治経済(1):政府ー市場関係
10.政治経済(2):さまざまな資本主義
11.政治経済(3):先進諸国のマクロ経済政策
12.福祉国家(1)発展と危機
13.福祉国家(2)再建の模索
14.選挙と民主的アカウンタビリティ
15.グローバリゼーションと新しい政治への潮流
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