出版社内容情報
評価は学校などの組織的な教育形態において、古今東西を問わず行われてきた。教育においてなぜ評価が必要となるのか。学ぶ側、教える側、管理運営する側それぞれにとっての評価の意義、あり方を多角的に検討している。本書では教育における評価の諸問題・課題、とくに学校での日常的な見とりや見きわめ、テストや成績づけなどについて、子どもの学習、成長との関わりあいの中から考察している点に特徴がある。「相対評価・絶対評価」「形成的な評価」「自己評価」「指導要録と通知表」「入学試験と心理指導」などの章で構成。
1.教育評価のはたらき
2.測定から評価へ
3.教育の目標と評価
4.行動目標論の克服
5.内面の育ちの把握
6.相対評価と絶対評価
7.形成的な評価
8.自己評価
9.学習指導と評価
10.学力テストの論理と問題点
11.知能検査を考える
12.指導要録と通知表
13.入学試験と進路指導
14.評価する側の目
15.評価される側の心理
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- 和書
- 宋元戯曲考 東洋文庫