出版社内容情報
少子高齢社会のさらなる進行が予想される現在、今後20年間は介護される側の増加と介護する側の減少が続くことが確実視されている。このような時代に生活する人びとが互いに幸福であるためには、各自が自立・活動できる身体的能力を保持することが大切であるが、この点に関してスポーツ科学、体力科学、トレーニング科学などの分野において有用な知見が蓄積されてきた。それらを総括し具体的な運動の方法を解説、提示している。
1.福祉に欠けている視点
2.からだを動かす能力の運動生理学的理解
3.からだを動かす能力の成長にともなう発達
4.からだを動かす能力の加齢にともなう衰え
5.肥満解消と予防への運動の効果
6.運動実践とからだを動かす能力の改善
7.方法1:ーいろいろな目的があるストレッチング・エクササイズ
8.方法2:力強さを増すレジスタンス・エクササイズ
9.方法3:手軽にできるウォーキング
10.方法4:ややハードなジョギング
11.方法5:だれにでもできる水泳・水中運動
12.方法6:楽しいダンス・エクササイズ
13.方法7:テニス・ゴルフ
14.方法8:室内でできるマシン・エクササイズ
15.少子高齢社会構成員に望まれること