出版社内容情報
欧州統合の歴史,現状の分析,将来の行方について,政治学,経済学,法学,国際関係論,社会学,文化論等のアプローチを通じて多面的に考察。ヨーロッパ統合の歴史,機構と政策決定の仕組み,司法制度,通貨統合,国境管理,言語の多様性と言語政策,アイデンティティーなどの章をもとに,統合のプロセス,メカニズム,統合がもたらした諸効果と課題を浮き彫りにした書。
1.ヨーロッパ統合の歴史
2.機構と政策決定の仕組み
3.EUの法制度
4.EUの司法制度
5.経済統合への道,統合にかかわる政策
6.通貨統合
7.経済通貨統合の現実
8.EUの国境管理
9.域内言語の多様性と言語政策
10.EUのアイデンティティ
11.EUの拡大
12.EUの対外関係
13.EUの安全保障政策
14.EUの科学技術政策
15.日本とEUの関係