出版社内容情報
「オレ、じてんしゃ! ギアやタイヤ、チェーンやペダル、みんなでちからをあわせてはしるぜー!」
自転車の部品たちが力を合わせて走っていく物語。ペダルがギアをまわし、その動きをチェーンがタイヤにつたえ、自転車は走り出します。トンネルでは寝ていたライトが活躍し、きつい坂やパンクも乗り越え、自転車は気持ちよーく走っていくのです。
自転車の部品たちが頑張っている姿をみていると、部品にも愛着が湧いてきます。
自転車大好きな石井聖岳さんが、自転車の魅力を伝える絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
39
自転車の部品目線、そして部品の気持ちが書かれているのが面白い。ライトなんて必要以外は居眠りっていうのも笑ってしまう。パンクした時、通りすがりのサイクリストがササッとパンク修理したのがすごい。普段から持ち歩いているんだな~と納得。パンク修理は自分で出来るけれど、タイヤを出すのが結構大変。最近日差しが強すぎてJEEPの自転車乗ってないな・・。2023/08/01
aiaimo`olelo
32
曲芸かと見まがうような技を披露しては激しく乗りこなして(乗りつぶして)いた幼児向け自転車ともお別れをし、いよいよ本格的な児童向け自転車デビューをした息子。母の心配をよそに曲芸乗りから自転車乗りになってくれていて、そんな息子の成長が嬉しい。というわけで、自転車を車に積んではサイクリング寄りのポタリングを始めた息子向けに借りてきた絵本のひとつ。自転車の部品や動く仕組み、パンクした時の修理が描かれています。自転車絵本他にもいくつか読ませてみたいな。 7歳2022/09/19
どあら
27
図書館で借りて読了。フキダシは読んでてとても楽しいけど、クラスへの読み聞かせにはどうかな〜と…。🤔2021/12/29
たーちゃん
20
息子は「自転車危ないよ。」とパンクしそうな自転車に言っていました。2022/11/16
おはなし会 芽ぶっく
15
主人公は自転車の「フレーム」、タイヤやハンドルの力を借りないと動くことが出来ません。部品たちと漕ぐ男の子が一体になって初めて動き始めるんです。大人数の読み聞かせには不向きですが、自転車に乗れるようになった年代にはウケそうです!2022/04/06