花とゆめコミックス フルーツバスケット 〈１９〉

高屋奈月

白泉社（2006/01発売）

• サイズ コミック判
• 商品コード 9784592178897
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[合縁奇縁]

十二支の呪いを解いて、夾を救うにはもう時間がない！ そんな折、透の母・今日子の命日を迎え、一人墓前に向かった夾は、透の新たな一面を知らされる…。透と副会長との接点や、透の口調の真実が明かされる。紫呉が語る猫憑きの話がもう悲しすぎて、夾には同じ運命を辿ってほしくない。紅葉くんの急成長にびっくりした

2019/09/09

[英知＠マンガ専用]

(再)紫呉が語る猫憑きの話がもう悲しくて。何でそんなこと言うの？！って思ったけど、それが周知の事実なんだよね。そして透が敬語で話す理由もここで明かされましたね。シーツ越しでの透と夾の抱擁には泣きました。ただ、変身しないのかなぁ～と思っていたら、ちゃんと落書きで補足されてましたね。しかし、ここで別の衝撃展開！も、紅葉が･･･成長してしまった！喜ぶべき所なんだろうけど、おばちゃんは寂しいよ；；翔と透の繋がりも分かり、最後に向かい伏線どんどん回収されていってます。由希と真知のほのぼのップルが癒しですｗ

2016/02/21

[ゆき]

夾と透の初々しさが堪らない。読んでて微笑ましい。でも、切なくまた考えさせられる場面も沢山あって時々胸が痛くなる。やっぱり昔と今では捉え方が違うからなんだろうなぁ。

2015/08/17

[蜜葉]

子供相手になら何を言っても大丈夫なんて、そんなこと思ってはいけない。例え遠回しでも胸が辛くなることを言われると一生忘れない。その時言われた言葉も、その時視界にうつった景色も何もかも、心の奥にあり続ける。勝也の喋り方を一生懸命真似ようとする透の後ろ姿が切ない。

2014/08/10

[なないろ]

『子どもは大人の言うことをちゃんとわかっているのに』納得でした。子どもだって善悪の雰囲気を感じ取る。だから、誰に話すときもいいのか悪いのかよく考えて言葉を紡いでいかなきゃいけないんだと思いました。そして、『変わっていくのは悪いことじゃない』翔の言った言葉が印象に残りました。不変が悪いわけではないけど、変わっていくことだって悪くない。時を重ねることは変わっていくことなんだなと思いました。カレーを作る十二支の雰囲気が好き。皆で背中を押しているようであったかく感じました。

2014/08/08