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出版社内容情報
国吉は学校帰り、川で生徒手帳を探す優等生・池田と出会う。そこへ手帳を拾った女生徒・室園が現れ、彼の手帳に「殺人計画」が書かれている事が明らかに…!? 表題作ほか3編を収録した初の短編集。 2002年6月刊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
exsoy
17
「花の跡」がたまらない。カラーで見たい。2010/08/17
さとまみ(コミックス&BL小説専用)
15
緑川センセは何でいつもこんな優しい話になるんだろ。自分も優しくなれる話だな。2016/09/30
ふうてんてん
11
少女漫画だ〜〜恋愛ものだ〜〜苦手なジャンルではあるけど、緑川さんの人物描写や、ストーリーの切り口に引き込まれました。柱にもあるけど、そういうのにチャレンジした作品なんだね。成功してると思う。力のある方なんだなあ。ますます他も読みたくなりました。池田くんがいい。オムニバスのように登場人物が繋がってるのも良いですね。花の跡、切ないですが、いつかまた絵が描けるようになるといいなって思いました。恋愛ものではないけど最後の話も好き。2017/06/18
めくる
11
オムニバス読みきり集。自然の景色とか人物たちのことばとか、ぎゅっと締め付けられるような印象的な場面が多いです。ひとつひとつ大切に描かれていて、好きだなぁと思いました。サスペンス的な要素もあるのですが、心に抱えたそれぞれの思いがじんと溶け合っていくような収束の流れはさすがです。「花の跡」のラストが好き。「名前のない客」も良作だと思います。なんかすごく、少女漫画だなあとよい意味で感じました。2012/03/19
みやち🐹
9
再読。殺人計画という不穏な言葉から始まる短編集。同じ学校が舞台のオムニバス形式が3話と他1本といった内容です。純粋な恋愛が多く、中でも「花の跡」は絵という要素もあってとても美しい話だと感じました。子供は親を選べないけれど池田くんにも良い関係を築ける人が出来たらいいなあ。なんだか不思議でほんわかとする一冊でした。2018/09/17