ポプラ社文庫
海底二万マイル

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  • サイズ 新書判/ページ数 198p/高さ 18X12cm
  • 商品コード 9784591029695
  • NDC分類 K953
  • Cコード C8297

出版社内容情報

船が沈没しておぼれているところをモネ艦長に助けられたわたしたちは、その恐るべき潜水艦ノーチラス号と、未知の海底旅行をすることになった。謎をひめたモネ艦長の海底旅行の目的とは?

内容説明

外海になげだされたわたしは、謎の潜水艦に助けられた。この日から、わたしはだれも信じられないような経験をすることとなった。あるときは深海の散歩、あるときは恐ろしいサメとの戦い…。謎の潜水艦ノーチラス号、謎の人物ネモとともに、未知の冒険旅行へ出発!スリルいっぱいのミステリー旅行。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糜竺(びじく)

38
この作品が書かれたのが1869年。日本の時代でいうと、大体、明治維新の頃です。古っ!けど、140年以上も前に書かれた作品なのに、全然楽しめました。この作品が書かれた頃は、飛行機も潜水艦もなく、船は石炭で動いていた時代です。そんな時代に、世界中を潜水艦で冒険する小説を書き上げてしまうとは、作者の発想力には脱帽です。しかも、全くの作者の空想の作品ではなく、きちんとした科学や地理の知識にもとずいた上での想像の世界だったので、内容はリアルでした。古くから愛されている作品である事が、読んでて良く分かりました。2014/04/05

あかね**

18
小学生の頃に読んだはずだけど全然覚えてなかった。潜水艦がない時代の話なのに想像で書かれたなんて信じられない!すごい!おもしろかったです♪2016/03/28

紫苑@低浮上

11
病院で。だいぶ省かれているように感じる。元々こうなんだろうか?2011/09/06

はこふぐ

7
子供への読み聞かせで。実は私も初めて読んだ。映画も未視聴。だから、ディズニーシーのアトラクションは原作に忠実に再現してあるんだとようやくわかった。あれは操舵室からの眺めなのか。読了しても謎が多い。美しい夢のような海底旅行なのに、暗い復讐の旅。虚しさが余韻として残る。「四畳半神話大系」に出てくるように、地球儀片手に読んでみた。海底世界一周は楽しいけれど、心が晴れない本だった。でもベルヌの想像力はものすごい!現代の子供にはかなりリアルに感じられたようだった。当時の人はどう思ったのか。2013/06/13

うち

6
子供用に抜粋されてるのかなんなのか知らないけど、 最初から話に引き込まれて、 おもしろいまま、最後まですらすら読めた。 めっちゃ昔に想像で書かれたものなのに そんなに現実離れしてないところもすごい。 冒険ええなー。 2012/04/15

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