ジャーナリスト 後藤健二―命のメッセージ

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ジャーナリスト 後藤健二―命のメッセージ

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588672163
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0036

出版社内容情報

2015年1月、ISによる人質拘束事件で命を落とした後藤健二。紛争地の子どもたちに寄り添い続けたその取材・報道の真実を、親…2015年1月、IS(イスラーム国)による日本人人質拘束事件で命を落とした後藤健二。わが身を危険にさらしながらも、約20年にわたって世界の紛争地を取材し、戦禍と人権侵害にあえぐ子どもたちに寄り添う報道をやめなかった動機とはどのようなものだったのか。同じフリーの映像ジャーナリストで、志を共にする親友であった著者が、人間・後藤健二が命をかけて伝えたかった真実を描く。

まえがき



序 章



第1章 ジャーナリストという職業



 ジャーナリストとは

 映像ジャーナリストの仕事の流れ

 ジャーナリストと現場の取材

 難民キャンプでの撮影

 テレビ報道の世界

 戦場ジャーナリズムについて考える



第2章 ジャーナリスト・後藤健二ができるまで



 ジャーナリズムとの出会い

 ジャーナリストとしての歩み



第3章 人としての信念



 ジャーナリストのあるべき姿

 取材を重ねるなかで

 後藤さんの信仰心



第4章 私たちの知らなかった後藤さん



 イラクでの体験

 もうひとつのイラク・ストーリー



第5章 ジャーナリズムの意義



 職業ジャーナリストの担う役割

 時代のメッセンジャー

 これからの時代のジャーナリスト像



第6章 最後の取材



 シリアの内戦

 後藤さんとの最後の会話

 後藤さんがISに向かった理由



終 章



あとがき

後藤健二 年譜

栗本 一紀[クリモト カズノリ]
パリ在住の映像作家・ドキュメンタリー映画監督。1961年大阪生まれ。カナダのトロント,アメリカのニューヨークで映像制作を学び,スペインChestnut Corporation代表,中国BlueSky広告有限公司副総経理,フランスのTHE NET TV inc.取締役などを歴任。また,80年代より南米のスラム街でユニセフ(国連児童基金)のドキュメンタリーなどを撮り始め,その後,映像ジャーナリストとして世界各地に赴く。2012年監督作品『禁じられた大地・フクシマ』は,ニューヨーク平和映画祭,リオ・デ・ジャネイロ世界映画祭など世界20都市以上で公式上映される。『気球に乗ったオーケストラ』(2011年)で,ハワイ・オーシャン・フィルム・フェスティバル最優秀アニメーション賞受賞。戦後70周年にあたる2015年には,広島と長崎の原爆をテーマに扱ったNHK長編ドキュメンタリー『キャノン・ハーシー“ヒロシマ”への旅(前・後編)』を制作。

内容説明

二〇一五年一月、IS(イスラーム国)による日本人人質拘束事件で命を落とした後藤健二。わが身を危険にさらしながらも、約二〇年にわたって世界の紛争地を取材し、戦禍と人権侵害に苦しむ子どもたちに寄り添う報道をやめなかった動機とはどのようなものだったのか。同じフリーの映像ジャーナリストで、志を共にする親友であった著者が、人間・後藤健二が命をかけて伝えたかった真実を描く。

目次

第1章 ジャーナリストという職業
第2章 ジャーナリスト・後藤健二ができるまで
第3章 人としての信念
第4章 私たちの知らなかった後藤さん
第5章 ジャーナリズムの意義
第6章 最後の取材

著者等紹介

栗本一紀[クリモトカズノリ]
パリ在住の映像作家・ドキュメンタリー映画監督。1961年大阪生まれ。カナダのトロント、アメリカのニューヨークで映像制作を学び、スペインChestnut Corporation代表、中国BlueSky広告有限公司副総経理、フランスのTHE NET TV inc.取締役などを歴任。また、80年代より南米のスラム街でユニセフ(国連児童基金)のドキュメンタリーなどを撮り始め、その後、映像ジャーナリストとして世界各地に赴く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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しゃが

35
読みながら、ジャーナリストの安田純平さんのことを思った、政府は、安倍さんは「国民の命を守るため」に秘密裏に動いてくれているのだろうかと。後藤健二さんがISによって拘束され、惨いかたちで命を落とされたのは2015年だった、まだ2年なのにもう衝撃的で哀しく、虚しかった記憶が薄れている私がいる。志を共にする親友だった著者の中高校生へのメッセージだが、後藤さんの紛争地帯を撮ったドキュメント写真集と共に提示できればより理解が得られるのでは。2017/03/02

しびぞう

3
重い本だと思って手にしたが、不思議と目は文章の上をすべるだけだった。筆者はこの本で何を伝えたかったのだろう。後藤健二氏本人ではなく氏が伝えたかったことを伝え続ける方が、氏の意志に沿うのではないかと思った。2017/02/23

hideko

0
戦争がなければ失わずにすんだ命。 私にできることは、何か。2017/02/11

晴耕雨読

0
世間ではイスラム国の殺害された後藤さん湯川さんの現実にしか取り沙汰されていないため、ジャーナリストによる活動は批判されるばかり。確かに仕入れた動画を高く売るために危険地帯に入っている現状はあるが、1番はその内戦で起こっている現状を正しく使えること。また戦争に関係ない人達がたくさん巻き込まれている真実を伝えることは日本というより世界で取り組むべきことであるため必要なんだと思った。しかし日本ではルールを無視した奴が制裁を加えられたという部分しか報道されてない印象なので、自分で真実を確認するのが大切。2019/07/15

sayanu

0
ジャーナリズムの役割を再認識。 また、「たとえ自己責任だとしても救える命があったので助けるべきだった。それって何が間違ってる」と言う言葉が響きました。命の重さや生存権とは何でしょうか。2018/06/22

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