東京に働く人々―労働現場調査20年の成果から

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東京に働く人々―労働現場調査20年の成果から

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  • サイズ A5判/ページ数 276p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784588645396
  • NDC分類 366.021
  • Cコード C3033

出版社内容情報

本書は13年間にわたる東京都立労働研究所の調査活動の成果を活かし中小企業の経営と労働のありようを多面的かつ実証的に描きだす

内容説明

東京都内には大企業の本社が集中しているといわれる。しかしその産業史を振り返ってみれば、東京は、郊外に立地した小規模製造業や中堅製造業、多数の小売業・対個人サービス業などが集まる、むしろ中小零細企業の町であった。戦後の高度成長、それにつづく技術革新の波、二度のオイルショック、産業基盤や系列の再編、バブル経済とその崩壊といった劇的な環境変動に加え、労働法制の改訂や労働力構成の多様化は、東京に林立する中小企業と、そこで働く人々にどのような変化をもたらしたのであろうか。本書は、東京都立労働研究所を中心とした長年にわたる調査活動の成果を活かし、中小企業の経営と労働のありようを多面的かつ実証的に描きだす。

目次

第1章 東京の労働市場とその変容、1980~2000年
第2章 都会のプロフェッショナルたち―デザイナーと情報技術者を中心に
第3章 第三次産業の中小企業に働く人々―営業職とサービス職を中心に
第4章 中小製造業の経営行動と生産現場の人的資源管理
第5章 中小企業に働くベテラン女性―技能工と経理員を中心に
第6章 中小企業の外国人労働者―日本人労働者との人間関係
第7章 離職者と失業生活
第8章 労働生活と健康問題
第9章 中小企業と労働組合
第10章 わが国労働調査の回顧と中小企業労働への視点
補章 東京都立労働研究所の沿革と研究成果

著者等紹介

松島静雄[マツシマシズオ]
1921年生まれ。東京帝国大学文学部社会学科卒。東京大学教養学部教授、日本大学文理学部教授、東京都立労働研究所所長を歴任。東京大学名誉教授

石川晃弘[イシカワアキヒロ]
1938年生まれ。東京大学大学院社会学研究科修士課程修了。社会学博士。中央大学文学部教授

川喜多喬[カワキタタカシ]
1948年生まれ。東京大学文学部卒、同大学院社会学研究科博士課程満期退学。茨城大学助教授、東京外国語大学助教授、法政大学経営学部教授、のち同キャリアデザイン学部教授、現在、法政大学大学院経営学研究科教授

田所豊策[タドコロトヨサク]
1940年生まれ。1968年から東京都の労政事務所等で労働調査、労働相談等を担当。この間、東京都立労働研究所において、1973年~80年まで有泉亨所長、98年~2001年まで松島静雄所長のもとで、都労研主査・課長補佐として研究調査部門を担当。現在、東京都産業労働局パートアドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。