出版社内容情報
初期の経済政策論をはじめ,大衆スト論・国家論・国防税論・中欧論・通商政策論などについて,新資料を駆使して分析し,その思想像のトータルな把握.評価を目指す。
内容説明
本書は、20世紀初頭から第一次世界大戦終了までのR.ヒルファディング(1877‐1941年)の経済政策思想の展開過程を探ろうとするものである。
目次
第1章 ヒルファディングの初期の経済政策論
第2章 大衆ストライキ論争
第3章 金融資本と諸階級
第4章 国家と経済
第5章 軍縮問題と国防税論争
第6章 第一次世界大戦と帝国主義論争
第7章 中欧構想
第8章 戦時下の路線論争と社会民主党の分裂
第9章 第一次大戦期のヒルファディングの通商政策論