消費は何を変えるのか―環境主義と政治主義を越えて

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消費は何を変えるのか―環境主義と政治主義を越えて

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  • サイズ 46判/ページ数 294p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784588642050
  • NDC分類 331.87
  • Cコード C0036

出版社内容情報

消費とは何か。消費は社会に何を引き起こすのか。わたしたちはいったいなぜ、何のために消費するのか──コカ・コーラ、デニムパンツ、クリスマスギフトといった日常的な買い物から、国際金融、広告ビジネス、ジェンダー、大規模搾取、環境持続可能性をはじめとする社会の諸問題へ。人類学の第一人者が世界各地でのフィールドワークをもとに消費文化の現在と未来を考えた、定評ある入門書。

内容説明

あなたはなぜ、何のために買い物をしているの?わたしたちは日々、自分のため、家族のため、大切なひとのためにたくさんの買い物をしている。消費は物質主義的で、資本主義的で、地球環境を破壊する「悪」なのか。むだな消費をやめれば地球は救われるのか。消費文化のこれからを考えるための入門書。

目次

第1章 消費の何が悪いの?
第2章 消費社会
第3章 なぜ買い物をするの?
第4章 なぜデニムなの?
第5章 なんと愚かな経済
第6章 地球を救う別のやり方

著者等紹介

ミラー,ダニエル[ミラー,ダニエル] [Miller,Daniel]
1954年生まれ。ケンブリッジ大学で人類学と考古学を学び、博士号を取得。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)人類学教授。2009年にはUCLにデジタル人類学プログラムを創設。2017年より研究プロジェクト「スマートフォンとスマート・エイジングの人類学(ASSA)」を開始。世界各地でソーシャルメディアに関わる人類学的調査をおこなっている

貞包英之[サダカネヒデユキ]
1973年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。現在、立教大学社会学部現代文化学科教授。社会学、歴史社会学、消費社会論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nkmr

0
本書では、企業の広告に煽られることで購買行動をとる単純な消費者像は想定されておらず、より能動的な存在であるとされる。第3章「なぜ買い物をするの?」における子どもを連れた買い物の記述はまさにフィールドワークという感じで読みごたえがあった。第4章「なぜデニムなの?」では、最も着用されている衣類のひとつであるブルージンズに記号的な意味が付与されていないというところから、ウェブレンとかボードリヤールの主張だけでは「消費」を捉えることってできないよねという疑問を投げかけていておもしろい。2023/09/04

cdttdc

0
第5章までは読み進められたが、経済学に話が及ぶにつれて理解しづらくなってしまい失速。 人類学はフィールドワークの話が必ずあるので、トリニダードの消費については視野が広がった感じ。 いつか再読するかも。2022/09/06

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