サピエンティア<br> 民主主義に未来はあるのか?

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民主主義に未来はあるのか?

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  • サイズ 46判/ページ数 312p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588603655
  • NDC分類 311.7
  • Cコード C3031

出版社内容情報

アメリカやヨーロッパをはじめ世界各地にポピュリズムが拡がり、中国やロシアでは権威主義体制が強まる現在、民主主義があらためて問われている。自由民主主義ははたして最適な制度なのか、そして持続可能なのだろうか。政治理論、政治思想史、比較政治、国際政治史、社会学の気鋭の研究者10名が、それぞれの視点から民主主義の未来について構想する。

内容説明

民主主義は一つじゃない。ますますグローバル化する市場や激化する政治的対立に、従来と異なる構想を私たちは提示できるだろうか。最前線の政治研究者たちが、その多様なあり方を追究する。

目次

序論 民主主義の危機をめぐる言説圏の系譜学
第1部 自由民主主義の実像(エリート主義的民主主義論の成立過程について;戦後日本の政治学と「二つの民主主義」―一九六〇年代前半を中心に)
第2部 自由民主主義の危機と代替構想(1)―形骸化をめぐって(ポストナショナルな経済危機と民主主義―ヨーロッパ政治の縮減・再生・拡散;グローバル・ガバナンスにおける非国家主体の正統性と政治的CSR;「民主主義の危機」を超える民主主義の未来)
第3部 自由民主主義の危機と代替構想(2)―対立をめぐって(現代ドイツの右翼ポピュリズム―その歴史と世界観;代表制民主主義の危機と戦闘的民主主義;アゴニズムを制度化する―熟議/闘技論争の第二ラウンドのために)
第4部 自由民主主義と代表をめぐるアポリア―政治/社会運動をめぐって(自由民主主義とBLM/右派運動―ベンヤミンの暴力論の視座から;現代のアクティヴィズムにおいて「代表」は機能しているのか―「代表」しているのは誰なのか、あるいは「代表」されないのは誰なのか)

著者等紹介

山崎望[ヤマザキノゾム]
駒澤大学法学部教授(現代政治理論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

PETE

2
こういうテーマで研究費を取った先生方の答え合わせの論文集。日本の政治学界の構造上、外語文献の要約と腑分けだけで、独自の考察が乏しい論文でも有用な文献になるのは、そういう論文を書かない人たちから見たら不公平に見えるかもしれないけれども、参照枠や新規性が判然としない文章を書いて論文のふりをしている編者なんかに比べたら、数段良い仕事をしていると思う。また読みたい文章を追加。2022/11/19

タイガ

0
本書は「現代の民主主義」に関する論文をまとめた本です。それぞれの論文の関連性は低く、内容は主に政治思想、政治理論分野のものが多いです。失礼な言い方になりますが、論文の合わせ方が雑な気がし、読んでいて、読みやすい論文とそうでない論文の双方があるので、タイトルだけの興味で買うと、損をした気分になります(笑)ポピュリズム現象が射程に入ってるのは明確なのですが、欧米と日本を同じ視点で論じるのは、やはり厳しいと感じますね。2023/06/20

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