サピエンティア<br> 国家のパラドクス―ナショナルなものの再考

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サピエンティア
国家のパラドクス―ナショナルなものの再考

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588603327
  • NDC分類 311
  • Cコード C3331

内容説明

近年、国家や国民の輪郭がぼやける一方で、民族の記憶を覚醒させようとナショナリズム言説が復活している。この逆説はなぜ生じたのか、国際政治からの新しい思考。

目次

国家の危機をどうとらえるか
第1部 国家の普遍性と特殊性(領土性の定着とその矛盾;近代合理性の象徴としての主権;主権への挑戦;安全保障概念の変革に向けて)
第2部 先進国ナショナリズムの隘路(ナショナル・プライドの誕生―イングランドと大陸からの自立;リベラル・ナショナリズムの陥穽―グレートブリテン島の集合意識;アメリカン・ナショナリズムの背理―帝国論争を通じて;ナショナリズムと安全保障の相克―現代日本のジレンマ)

著者等紹介

押村高[オシムラタカシ]
1956年東京都生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。博士(政治学)。青山学院大学国際政治経済学部教授(政治学、国際関係論)・同学部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Mealla0v0

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国家を様々な矛盾を孕んだものと見做しながら、その矛盾を敢えて留めることで国家なるものの輪郭を浮かび上がらせることを企図している。前半は、近代国家が成立し変容する様を整理しているが、非常にクリアな分析だ。領土という問題、主権という問題、それら近代的なものの限界という問題を扱う。人間の安全保障をどう捉えるべきかも問うている。後半では、英米日のケース・スタディがなされ、ネイションと帝国、対米従属がなぜ問題視されにくいのかということが考察されている。2017/07/05

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