サピエンティア
ニグロとして生きる―エメ・セゼールとの対話

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588603211
  • NDC分類 951
  • Cコード C1323

内容説明

マルティニック島出身の黒人、詩人にして政治家だったセゼールが西欧植民地主義の功罪を問う。ネグリチュード(黒人性)の思想を通じて見たヒューマニズムとは。

目次

エメ・セゼールは語る
対談を終えて―エメ・セゼール小論
文化と植民地支配

著者等紹介

セゼール,エメ[セゼール,エメ][C´esaire,Aim´e]
1913‐2008。フランス領マルティニック島の詩人、政治家。フランス語圏黒人運動の草分け的存在。ネグリチュードの代表的詩人。マルティニック県選出国会議員、フォール=ド=フランス市長として長らくマルティニック政界を主導

ヴェルジェス,フランソワーズ[ヴェルジェス,フランソワーズ][Verg`es,Francoise]
1952‐。インド洋のフランス領レユニオン島出身の政治学者(パリ生まれ)。ロンドン大学教授。2009年より「奴隷制の記憶と歴史のための委員会」委員長

立花英裕[タチバナヒデヒロ]
1949年生まれ。フランス語圏文学専攻、早稲田大学教授

中村隆之[ナカムラタカユキ]
1975年生まれ。東京外国語大学大学院総合国際学研究院リサーチ・フェロー、フランス社会科学高等研究院客員研究員。専攻はフランス語圏文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Junko Yamamoto

1
踏まれた足の痛みは踏まれた人にしかわからない。日本は西洋文化たと伝統文化が幸せに結婚できた稀有な例 とある。香港やシンガポールで使われる英語名など 虫酸が走る。(英会話教室で拒否してイギリス人教師に嫌われたなあ)潰されたアィデンティティ。将来、きっと取り戻せる。2012/01/31

田中ネクロン

0
いかにフランスの支配から抜け出すかとニグロである自分との間の葛藤を感じました。複雑な人なのだなと思いました。物の見方が冷静な人なのだなと思いました。2023/12/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4132571
  • ご注意事項