サピエンティア
アメリカの省察―トクヴィル・ウェーバー・アドルノ

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588603068
  • NDC分類 311.235
  • Cコード C3330

内容説明

トクヴィル・ウェーバー・アドルノ、彼らのアメリカ体験によって再照射されるヨーロッパとは。

目次

1 序論
2 アレクシス・ド・トクヴィル、あるいは中産階級の暴政
3 マックス・ウェーバー―隷従の檻からの脱出路としてのアメリカ?
4 テオドール・W.アドルノ―「文化産業」と「アメリカの世紀」のもうひとつの見方
5 二一世紀のアメリカ合衆国―宗教的共同体形成の伝統と「悪」との戦い
資料 ウェーバー「アメリカの生活におけるデモクラシーと貴族制」(報道記事)

著者等紹介

オッフェ,クラウス[オッフェ,クラウス][Offe,Claus]
1940年ベルリン生まれ。ケルン大学、ベルリン自由大学で社会学、経済学、哲学を修め、1965年から1969年には、フランクフルト大学(「社会研究所」)でユルゲン・ハーバーマスの助手を務める。1973年にコブレンツ大学で教授資格を取得。ビーレフェルト大学(1975‐1989年)、ブレーメン大学(1989‐95年)、ベルリン・フンボルト大学(1995‐2005年)で、政治学および社会学の教授を歴任する。「批判理論」の系譜に属す政治学者として、資本主義国家論や「福祉国家の矛盾」に関する研究に従事

野口雅弘[ノグチマサヒロ]
1969年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。2003年ボン大学哲学部で博士号(Ph.D.)取得。早稲田大学政治経済学術院助教を経て、2008年10月より岐阜大学教育学部准教授。専門は政治学、政治理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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D.Okada

3
アメリカへのまなざしも、トクヴィル、ウェーバー、アドルノで三者三様。亡命者としてのアドルノの、アメリカの文化産業、娯楽に対する考察は面白かった。文化的な保守であり、フランクフルト学派的な左派的な面もあるアドルノの『啓蒙の弁証法』は一度読んでみたい。2011/07/17

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