目次
第1部 ナショナリズムの理論と概念(国家/社会/ネーション;チャールズ・テイラーにおける「共同体」の限界、そして可能性;国家と社会の概念系譜学的素描)
第2部 歴史の中のナショナリズム(ポピュラー・プレスとファシズム;国民史教育と100パーセント・アメリカニズム;ナショナリズムの「想像の公共圏」;近代中国における群衆と公共性;「日本人」意識の高揚;「レジスタンスから生まれた共和国」;「黄金の扉」は再び開かれたのか;日本の移民政策とネーションのゆくえ)
第3部 トランスナショナリズムの可能性(公共圏と国際移民レジーム;日本のトランスナショナリズム;愛国心・郷土・公共性;「民族」を超える「部族」)
著者等紹介
佐藤成基[サトウシゲキ]
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程中途退学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)社会学部大学院博士課程修了。Ph.D.(社会学)。日本学術振興会特別研究員(PD)、茨城大学人文学部助教授を経て、法政大学社会学部准教授。比較ナショナリズム研究、歴史社会学、社会学理論を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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