出版社内容情報
日本,NIES,ASEAN,さらに中国・インドに及びつつある東アジアの急激な経済発展の論理と?相,その光と影を追究して,21世紀へ向けての挑戦課題を探る。
内容説明
「日本モデル」はひところ「世界を日本化する」と注目を浴び、NIES、ASEAN、そして中国、インド等々に及びつつある「東アジア工業化ダイナミズム」は、第三世界工業化の成功モデルとしてさらなる波及が注目されている。日本と東アジアの経済発展の論理と諸相、光と影を追究して、21世紀へ向けての挑戦課題に迫る、待望の共同研究。
目次
第1部 東アジア工業化ダイナミズムの論理とその諸相(東アジア工業化ダイナミズムの論理;韓国;タイ;中国;インド)
第2部 「経済大国」日本の衝撃とその行方(日本の「開発主義」的発展と「日本的労使関係」の形成;「グローバル・ジャパナイゼイション?」から「制度疲労論」への転落)
第3部 ポスト冷戦の世界新秩序形成へのインプリケーション(グローバリズムとリージョナリズム;「社会条項戦略」についての覚書き;「持続可能な発展」)