出版社内容情報
偉大なる父という重荷を負い,その軌跡をたどるかのようにイタリアに旅してローマに死んだアウグストの日記と手紙。父・ゲーテおよびエッカーマン他の書簡を付す。
内容説明
偉大なる父の足跡を追うがごとく旅し、ローマに死んだアウグストの旅日記。父ゲーテの書簡を付す。
目次
日記と手紙
付録(日記の準備作業とメモ;アウグスト・フォン・ゲーテのその他の手紙;アウグスト・フォン・ゲーテ宛の手紙;エッカーマンの手紙とメモ;アウグスト・フォン・ゲーテの没後)
著者等紹介
ゲーテ,アウグスト・フォン[ゲーテ,アウグストフォン][Goethe,August von]
1789年、文豪ゲーテと、当時同棲中だったクリスティアーネ・ヴルピウスの間に長男として生まれる。ハイデルベルク大学とイェーナ大学に学んだ後、ワイマール宮廷の侍従となる。1817年、ポグヴィッシュ男爵の娘オッティーリエと結婚。1830年4月、イタリアに旅立ち、同年10月、ローマに死す
藤代幸一[フジシロコウイチ]
1932年に生まれる。東京都立大学大学院修士課程(独文学専攻)修了。現在同大学名誉教授
石川康子[イシカワヤスコ]
1982年、独協大学外国語学部ドイツ語学科卒業。82‐83年、フランクフルト在住、83‐84年、フィレンツェ在住。94年、東京都立大学人文学部文学科(独文学専攻)卒業
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