目次
勉学時代
選択と判断
ベルク擁護
シェーンベルクという事件
音楽教育についての余談
古典的諸形式の解体
ルネ・シャールとの出遇い
マラルメとの並行現象
音列技法の拡大・一つの実験的宇宙
新しい修辞学へ
オーケストラ指揮者としての動機づけ
可動性の観念
和声の概念
詩との新たな並行現象
形式とオーケストラについての新しい展望
室内楽の観念の拡大
テクノロジーに基づく探究
結論にかえて
著者等紹介
ブーレーズ,ピエール[ブーレーズ,ピエール][Boulez,Pierre]
現代音楽界を代表する指揮者・作曲家。1925年フランスのロワール県モンブリゾンに生まれる。パリでメシアンに和声法・作曲法を、レイボヴィッツに十二音技法を学ぶ。1946年ルノー=バロー劇団の音楽指揮者となり、54‐55年ドメーヌ・ミュージカルを創設、60‐66年にバーゼルの音楽アカデミーで、62‐63年にはハーヴァード大学で教鞭をとる。この頃より指揮者としての確たる地位を得るとともに、69年ロンドンBBC交響楽団楽長に任命され、71年ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団を指揮、76年にはパリのポンピドゥー・センター所長となり、国際的名声を不動のものとし、音響学的・実験的研究を進めるかたわら演奏活動を行なっている
店村新次[タナムラシンジ]
1919年生まれる。1941年東京外国語学校仏語部卒業。同志社大学名誉教授。フランス文学とくにマルタン・デュ・ガールを研究。1991年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。