出版社内容情報
言語,文学,社会,歴史,宗教,思想,さらにパリと地方,人物,出来事,日本との交流など多様なテーマを最新の知見や情報を織りまぜ明快に解説する総合的入門書。
内容説明
自由の国、文化と芸術の国、EUのリーダーたる政治の国、フランス。その言語・文学・社会・歴史・宗教・思想、パリと地方の土地・人物・出来事、さらにフランスと日本の間柄に至るまで、最新の知見・情報を駆使して明快に解説するこの国を基本から学ぶための総合的入門書。陣容を誇る都立大学仏文スタッフによる、知的刺激溢れるプティ・アンシクロペディであり、仏文科学生はじめ読者の多様な関心に応える好テキスト。
目次
第1章 フランスとは何か、フランス人とは誰か
第2章 フランス語という言語
第3章 文学でたどるフランスの歴史・社会・芸術
第4章 主義と思想
第5章 土地・人物・出来事
第6章 フランスと日本
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桜子
9
日本とフランスは経済的・文化的交流は欧州内でも最も密な関係です(英国やドイツではない)、私のようなフランスかぶれが存在するのも致し方ないほど魅力ある国です。一通りの言語・文化・社会・歴史を楽しく読み終えました。特に、フランス文化論にまで触れていたのと、「われらが祖先ガリア人」の神話から始まっているのにも魅了された。西洋政治史レポートの参考文献として使用しましたが、気になる箇所はメモをしたほど知識の蓄えにもなりました。堅苦しさもなく、お気に入りの1冊です。
わさお
0
フランスに関しての入門書といった風。はじめのあたりで少しつまったが、言語文学地理と様々なことをわりとわかりやく書いてある。2014/03/31