内容説明
流域100年の自然と文化を体現する翁の語りで綴るシリーズ・完結編。ムラの生業から衣食住の変遷、若衆宿、夜這い、講、祭りと年中行事、人生儀礼などの多岐にわたり、ムラに生きる人々の暮らしの万華鏡を映し出す。
目次
1 山行き川行き働き者(山と川に生きる;山にはどんなもんでもあっと―植物と生活;家建て;山川に暮らす知恵)
2 ムラに生きる(ムラの暮らし;百姓の暮らし;農作物の話;蚕の話;炭焼きの駄賃と木の搬出;ムラの人生;年中行事)
著者等紹介
永澤正好[ナガサワマサヨシ]
1940年高知県中村町(現四万十市)生まれ。東京教育大学文学部史学科史学方法論(民俗学)卒。元香川県高等学校教員。元香川県学校図書館協議会会長。高松市在住。小山学園愛育幼稚園顧問。日本風俗史学会、民話と文学の会、四国民俗学会、香川民俗学会等会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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