やまがた伝説考―物語る村々を歩く

やまがた伝説考―物語る村々を歩く

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588300226
  • NDC分類 388.125
  • Cコード C0026

出版社内容情報

伝説を物語る村々を歩き,知られざる伝説のかずかずを採録するとともに,物語の背後に隠された庶民の知恵と技術,さらには山川草木に宿る霊魂のありかをさぐる。

内容説明

伝説を物語る村々を歩き、知られざる伝説のかずかずを採録するとともに、物語の背後に隠された庶民の智恵と技術、さらには山川草木に宿る霊魂のありかを探る。山形県内全市町村を隈なく歩き、古代山形の鉄文化など、新たな視点からアプローチする伝説発見の旅。

目次

最上川の流れが内陸と庄内を結んだ―ツンブクだるま
小動物と共生する心やさしき人たち―四ひきのへび
村を助けた勇ましい犬は神になった―べんべこ太郎
みちのくに流されたはかない文人の死―実方中将の杖
黄金は魔力ただよう神秘な存在だった―黄金のコロリ観音〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

神野

1
時代と共に失われていく景色、風習、そして伝承。奇妙な名前の土地や謎の石、それらが一昔前までは大切な生活の一部だったのだと改めて思う。何故地蔵に酒をかけるのか、それは酒好きの地蔵が人に化けて酒をもらいに行き、酒を供えた者に美味しい酒を授けたから。何故そんな話が出来たのか、濁酒好きの人々に新しい酒である清酒を流行らせる為。 今では運良く採取された、辛うじて残っている地元の伝承に触れる、それですら珍しい貴重な経験かも知れない。2014/04/19

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