新編伊那風土記―隻眼の神と御霊信仰

新編伊那風土記―隻眼の神と御霊信仰

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  • サイズ B6判/ページ数 314p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588300165
  • NDC分類 387
  • Cコード C0021

出版社内容情報

遠山郷の霜月祭をはじめ,伊那谷にのこる異貌の神々と祭りのルーツを伝承と古跡に訪ねて,古代の産鉄民や漂移民など,忘れられた山人たちの興亡の足跡を発掘する。

内容説明

飯田白山神社にまつられる一つ目の神の正体は何か―遠山郷の霜月祭をはじめ、伊那谷にのこる異貌の神々と祭りのルーツを伝承と古跡に訪ねて、古代の産鉄民や漂移民など、忘れられた山人たちの興亡の足跡を発掘する。

目次

隻眼の神と御霊信仰
伊那谷の鎌倉権五郎景政
谷京峠とおば捨て谷
名田熊の秦氏
大町・此田・梶谷の古跡
万古と巫女
天白さまと遠山谷
住吉神社、伏屋長者と甲賀三郎
遠山祭の「申し上げ」
下栗物語

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

saba

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面白かった~旅行の前に読んで良かった!冒頭、隻眼の神像のインパクトが凄い。さすがにそれらを見ることは難しかったが、車を走らせる道々で標識に現れる集落名にいちいち反応してしまった。製鉄民、木地師はこのあたりにも居たのか。今と違って電気ガス水道はないから、水場が近ければ住み着くのって意外とすぐできたのかな。平家、北条、武田の全ての隠れ里伝承があるのも頷ける急峻な山、谷が連なる地形は美しいが、厳しかっただろう。多くの神社があり独自のお祭りが残っているらしい。天竜川沿い、山越えの行き来が習俗伝説も運んだ。2022/11/14

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