内容説明
宗教紛争はなぜ起こるのか。さまざまな経典を読み解き、一神教と多神教の違いを論じつつ、世界に類を見ない形で宗教と向き合う日本人の信仰の特質を明らかにする。
目次
多神教に争いはないのか(神々を統制する;教典を暗誦せる ほか)
釈迦は東洋人ではない(ショーペンハウアー;日本の仏典を読む ほか)
一神教の条件(ユダヤ教も多神教であった;一神教に変化する過程 ほか)
キリスト教が日本へやって来た(布教の方針;キリスト教が根を下ろす ほか)
著者等紹介
坂井洲二[サカイシュウジ]
1930年、新潟市に生まれる。北海道大学文学部卒業。京都大学大学院文学部修士課程修了。1969‐70年、チュービンゲン大学民俗学科に客員として留学。1973‐98年、関西医科大学教授。ドイツ民俗学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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