出版社内容情報
人類学的・民族誌的博覧強記と闊達自在な比較考証によって東西諸民族に伝わる風俗・伝承の隠された意味を探り、考証随筆に独自の境地をひらく30編余を収める。
目次
1 緬鈴
2 鼻の挨拶
3 お月さまいくつ
4 青い遠山
5 心にかかる峯の白雲
6 年譜・著作目録
著者等紹介
金関丈夫[カナセキタケオ]
1897年、香川県琴平に生まれる。松江中学・三高を経て、1923年、京都大学医学部解剖学科を卒業。京都大学・台北大学・九州大学を経て帝塚山大学教授となり、1979年退職。専攻:考古学・人類学・民族学。「南島の人類学的研究の開拓と弥生時代人研究の業績」により、1978年度朝日賞受賞。1983年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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