出版社内容情報
和漢洋の学芸に通じ、文学、美術、映画、演劇、民芸等、文化のあらゆる領域にあくなき探求を試みる著者の<知的探検家>としての本領を示す好随筆140篇を収む。
目次
1 同窓の害(同窓の害;心のふるさと ほか)
2 老書生の愚痴(老書生の愚痴;ぼくの読書前史 ほか)
3 出雲美人(出雲美人;美人の生物学 ほか)
4 トロカデーロの里代(トロカデーロの里代;京都にて ほか)
著者等紹介
金関丈夫[カナセキタケオ]
1897年、香川県琴平に生まれる。松江中学・三高を経て、1923年、京都大学医学部解剖学科を卒業。京都大学・台北大学・九州大学を経て帝塚山大学教授となり、1979年退職。専攻:考古学・人類学・民族学。「南島の人類学的研究の開拓と弥生時代人研究の業績」により、1978年度朝日賞受賞。1983年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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