出版社内容情報
1892年当時の旧市街,ゾロアスター教の鳥葬の塔,遊牧民との一夜,ハレムでの語らい,王の秘宝……。カージャール朝ペルシアの人と自然を詩情ゆたかに描く。
内容説明
1892年当時の旧市街、ゾロアスター教の鳥葬の塔、コレラ流行の体験、遊牧民との一夜、ハレムでの語らい、王の財宝…カージャール朝ペルシアの人と自然を詩情豊かに描く。
目次
東方の町
沈黙の塔
庭園賛歌
商人の王
イマーム・ホセイン
死の影
テントに住む人々
三貴婦人
王の財宝
シェイフ・ハサン
ペルシア人のもてなし
一行程半
一筋の馬道
二つの離宮
著者等紹介
ベル,ガートルード・ロージアン[Bell,Gertrude Lowthian]
1868年、北イングランドのダラムに生まれる。オックスフォード大学を卒業。前半生は自由なトラヴェラー、考古学者として中東に親しみ、後半生はアラブ事情専門家として第一次大戦の戦中・戦後にわたり英国の中東、とくに対イラク政策の実行にあたった。1926年、初代イラク王ファイサルの信任のもと国立博物館新設に従事中、バクダードで急死
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