内容説明
南方から「海上の道」をたどって伝わった、列島文化を象徴する樹木。丸木舟や御神木、薬や建材など古くから人々の暮らしと関わってきたその歴史を、中国や台湾、韓国も視野に入れて掘り起こす。
目次
第1章 日本の自然植生の中心をなすタブノキ
第2章 タブノキとクスノキ―混乱、混同の歴史
第3章 “材”としてのタブノキ
第4章 “料”としてのタブノキ
第5章 祈り、祀る木、黒潮の木
第6章 タブノキを愛した人たち
第7章 列島各地、そして近隣諸国のタブノキ
著者等紹介
山形健介[ヤマガタケンスケ]
1948年生まれ。福岡県出身。1972年早稲田大学法学部卒業、日本経済新聞社入社。「日経レストラン」編集長、岡山支局長などを経て、編集委員。2011年退職。現在、筆耕社代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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