内容説明
近世初頭、物資の大量輸送の目的で各地に川の港=河岸が設けられ、物流のターミナルとして賑わった。利根川水系を中心に、河岸に生きる人々の暮らしの足跡を辿ってその盛衰を描き、忘れられた河岸水運の時代の生活の息吹を蘇らせる。
目次
第1章 「河岸」とは何か
第2章 河岸のなりたち
第3章 河岸と湊
第4章 江戸の河岸
第5章 河岸の構成
第6章 河岸の生態
第7章 うごめく河岸
第8章 河岸の衰退
著者等紹介
川名登[カワナノボル]
1934年千葉県生まれ、千葉大学文理学部卒業。明治大学大学院博士課程満期退学。千葉経済大学名誉教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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