出版社内容情報
日常の煮炊きの道具であるとともに祭りと信仰に重要な位置を占めてきたカマドをめぐる忘れられた伝承を掘り起こし,民俗空間の壮大なコスモロジーを浮彫にする。
内容説明
カマドをめぐる民俗とコスモロジー。カマドは日常の煮炊きの道具であるとともに祭りと信仰に重要な位置を占める祭具でもあった。カマドをめぐる忘れられた伝承を掘り起こし、神話的想像力にもとづく壮大なコスモロジーを浮彫にする。
目次
第1章 カマドの歴史
第2章 カマドと女性
第3章 カマドと境界
第4章 カマドと地形
第5章 カマドと水界
第6章 カマドと大地
著者等紹介
狩野敏次[カノウトシツグ]
1947年東京に生まれる。芝浦工業大学工学部建築工学科卒業。法政大学大学院工学研究科修了。以後、栗田勇氏に師事。文化史専攻
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