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出版社内容情報
初期水族館の歩みを創始者たちの足跡を通して辿りなおし,水族館をめぐる社会の発展と風俗の変遷を描き出すとともにその未来像をさぐる初の〈日本水族館史〉の試み。
内容説明
自然への窓を開く施設として文明開化と共に導入されたわが国の水族館は、自然との一体化をもとめる人々のあくなき夢を実現するものとして、この120年間に飛躍的発展を遂げた。その歴史と未来を探る日本水族館史。
目次
第1章 水族館は「アクアリウム」で始まった(ビクトリア王朝のイギリスとアクアリウム;「アクアリウム」から「水族館」へ ほか)
第2章 日本で水族館が始まったころ(水族館ははじめ異文化だった;浅草水族館は趣味か商売か ほか)
第3章 水族館をおこした人たち(日本に水族館をおこした飯島魁;浅草公園水族館の奮闘 ほか)
第4章 水族館の変遷(大学臨海実験所水族館はどこへ;動物園水族館はどうなったか ほか)
著者等紹介
鈴木克美[スズキカツミ]
1934年静岡県に生まれる。東京水産大学増殖学科卒業。江ノ島水族館、金沢水族館副館長、東海大学海洋科学博物館館長、東海大学社会教育センター学芸文化室長を経て、現在、東海大学教授。魚類生活史学専攻。農学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。