出版社内容情報
膨大な絣遺品を収集.分類し,絣産地を実地に調査して絣の技法と文様の変遷を地域別・時代別に跡づけ,明治.大正.昭和の手づくり染織文化の盛衰を描き出す。
内容説明
膨大な絣遺品を収集・分類し、絣産地を実地に調査して絣の技法と文様の変遷を地域別・時代別に跡づけ、明治・大正・昭和の手づくりの染織文化の盛衰を描く。『木綿口伝』『野良着』につづくライフワークの集成。写真・図版600点を収録。
目次
第1章 絣の由来
第2章 絣の発展と衰微
第3章 絣文様の分類
第4章 絣文様の変遷と特徴
第5章 絣の工程
第6章 織物と女性
著者等紹介
福井貞子[フクイサダコ]
1932年鳥取県に生まれる。日本女子大学(通信教育)家政学部卒業。大阪青山短期大学講師を経て、倉吉北高等学校教諭、同校倉吉絣研究室主事をつとめる。1988年同校を退職。日本工芸会正会員
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