出版社内容情報
日本古代の渡来画工から江戸前期の菱川師宣まで,時代の代表的絵師の列伝で辿る絵画制作の文化史。前近代社会における絵画の意味や芸術創造の社会的条件を考える。
内容説明
古代の渡来画工から、画所画師、絵仏師、また雪舟や山楽や光琳、師宣に至る有名無名の絵師たちの仕事を辿り、絵画創造の条件、生業の実態等を探る異色の日本美術史。
目次
第1章 画部因斯羅我
第2章 上村主楯万呂
第3章 備前少目百済常良
第4章 絵仏師法印智順
第5章 無名の絵師の物語
第6章 天童第一座雪舟
第7章 自雪舟5代長谷川等伯
第8章 山楽狩野修理亮光頼
第9章 法橋尾形光琳
第10章 日本絵師菱川師宣