目次
自己暗示（Ｃ・Ｈ・ブルックス）（エミール・クーエの自己暗示療法；自己暗示の特質；自己暗示の実践）
意識的自己暗示による自己支配（エミール・クーエ）（意識している自己と意識していない自己；意識と想像力；暗示と自己暗示；自己暗示の用法；患者に自己暗示をおこなわせる方法；治療暗示の進め方；この方法の優越性；暗示はどのように作用するか；先天的もしくは後天的な精神的疾患と；道徳的墜落の矯正に暗示を用いる方法；典型的な治療例；結論）
教育はいかにあるべきか（エミール・クーエ）
著者等紹介
河野徹［コウノテツ］
１９３１年生。東京大学教養学科イギリス科卒業。同大学院英文科修了。法政大学名誉教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デビっちん
21
再読。クーエ氏の有益な言葉を唱え続けることも大事だと思うんですが、それが効果を及ぼす背景とプロセスに目を向けるともっと得られるものがあるように思います。2018/10/26
デビっちん
20
再読。病気や失敗そのものが言語による暗示の結果なのですから、言葉を変えれば現実が変わります。しかし、精神に提示されたからといって、受容されないかぎりは現実は変わりませんので、くり返し唱える必要があります。ただ、その際に努力の要素が入っては逆効果になってしまう恐れがあるのです。1年前に読んだときには、氏の有益な言葉を見つけて満足してしまっていました。たまに唱えているだけだったことに反省し、あの道具と組み合わせて○○の前後に有益な言葉をくり返してみようと思います。病気治しだけでなく、子育てにも有益な内容です。2016/12/18
デビっちん
18
再読。ひょんなことから、あの有名な言葉の効果を高める唱え方を知りました。しばらく唱えてなかったので、また唱えてみようと思います。30秒もかからないし。楽しみ^^2020/07/09
デビっちん
17
再読。久しぶりに再読したら、めちゃめちゃ深い。今までは上っ面しか読めてなかったんだなーと。病気や失敗は無意識に取り入れた有害な言語の結果だとしたら、意識的に良い言葉を取り入れて上書きすればOKです。その書き換えに役立つ強力なツールが自己暗示法であり、良い言葉の例や工夫のしどころが解説されていますのよ。2020/02/29
ひろ☆
17
古典的名著。薄さに反して、内容が詰まっている。 日々、あらゆる面で、私はますます良くなってゆきます。 意志と想像力が争えば必ず想像力が勝つ。2016/03/10
