出版社内容情報
不治の病におかされ,痛みと不安とさびしさによって固く閉ざされた子どもたちの心をひらくサイコセラピーの記録。死を見つめつつ生きる子どもたちの勇気を伝える。
内容説明
本書は不治の病に冒された子どもが精神的に経験したことを述べたものである。癌にかかった子どもを中心に、積極的な治療を受けているか、あるいはそれに近い時期の子どもを対象にしている。著者の最初の本『深まりゆく悲しみのかげ』の姉妹編とも言うべきものである。
目次
1 心理療法(サイコセラピー)
2 病気と治療
3 日常生活への影響
4 死の予感
5 死の予感と悲嘆
6 終末を迎えた子ども