スピノザ―力の存在論と生の哲学

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スピノザ―力の存在論と生の哲学

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  • サイズ A5判/ページ数 304p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784588150975
  • NDC分類 135.2
  • Cコード C1010

出版社内容情報

スピノザ哲学を貫く真の問いは何か──。『知性改善論』で生まれ、『エチカ』に結実する哲学の総体を捉える革新的試み。渾身の論考!スピノザの生を切実に貫いていた問いとは、いったい何だったのか──。みずからの名をもって一人称で語る最初期の著作『知性改善論』でその哲学的企てを開始したスピノザは、いかなる道をたどって稀代の哲学書『エチカ』に到達したのか? スピノザ哲学の生成と展開を緻密に再構成し、その総体を〈生の肯定の哲学〉として一貫した姿で描き出す、正統にして革新的な挑戦。気鋭の著者が放つ渾身の論考!

はじめに

 凡 例



序 論



第一章 スピノザ哲学の開始点――確実性の問題

 第一節 学の目的――スピノザ哲学のもくろみ

 第二節 確実性の問題





第二章 実在と本質――スピノザ形而上学の問題

 第一節 『改善論』における実在と本質の問題――個別性

 第二節 個別的なものの本質と実在――実在の多義性・本質の優位・自然の順序

 第三節 『改善論』の定義論(1)――定義論と順序づけ 「方法の第二部」の標的

 第四節 『改善論』における定義論の理論的困難と確固永遠なるものの問題



第三章 スピノザ形而上学の構造――本質・実在・力能

 第一節 『エチカ』冒頭における定義の問題

 第二節 属性・本質・完全性・事象性・力能――力の存在論



第四章 Ratio seu Causa――原因あるいは理由

 第一節 デカルトにおけるcausa sive ratio

 第二節 スピノザにおける原因と理由



第五章 個別的なものの実在と本質

 第一節 個別的なものの実在――有限性の問題

 第二節 個別的なものの本質



第六章 本質・実在・力能――永遠性

 個別的なものの永遠性――本質と実在



結論 力の存在論と生の哲学



 引用文献表

 あとがき

 事項索引

 人名索引

秋保 亘[アキホ ワタル]
著・文・その他

内容説明

『エチカ』はどこから現れたのか。“生の肯定の哲学”としてスピノザ哲学の総体を捉える、気鋭の著者による正統にして革新的な挑戦!

目次

第1章 スピノザ哲学の開始点―確実性の問題
第2章 実在と本質―スピノザ形而上学の問題
第3章 スピノザ形而上学の構造―本質・実在・力能
第4章 Ratio seu Causa―原因あるいは理由
第5章 個別的なものの実在と本質
第6章 本質・実在・力能―永遠性
結論 力の存在論と生の哲学

著者等紹介

秋保亘[アキホワタル]
1985年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(哲学)。慶應義塾大学非常勤講師、桐朋学園大学非常勤講師。専門は西洋近世哲学、現代フランス哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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