メルロ=ポンティ読本

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  • サイズ A5判/ページ数 420p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784588150920
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C1010

出版社内容情報

未邦訳も含めた著作、講義、草稿などを詳しく解説し、身体論から多種多様な実践領域へ拡張しつつ、その思想の全貌を明らかにする。メルロ=ポンティの知覚と身体への問いは、現象学・実存主義・構造主義など現代思想全般に計り知れぬインパクトを与え、その影響は哲学から、言語学、心理学、精神医学、政治、アート、パフォーマンス、医療、介護へと様々に広がっている。本読本では、未邦訳も含めたほぼすべての著作、講義、草稿を詳しく紹介、さらには看護学、リハビリテーション、認知科学、フェミニズム、教育学など多様な実践領域へ拡張し、その思想の全貌を明らかにする。

編者前書き



メルロ?ポンティの生涯とその時代 【松葉祥一】



第?部 前期──知覚の現象学へ

『道程 一九三五─一九五一』(『知覚の本性』)──メルロ?ポンティの原点 【加賀野井秀一】

『行動の構造』──行動主義批判と内観について 【國領佳樹】

『知覚の現象学』序文・序論──両義性の哲学 【松葉祥一】

『知覚の現象学』第一部──世界内存在としての身体 【加國尚志】

『知覚の現象学』第二部──私の身体は何を知覚しているのか 【阿部文彦】

『知覚の現象学』第三部──身体はいかに時間を分泌するのか? 【榊原達哉】

『知覚の哲学──ラジオ講演一九四八年』──知覚世界という現象学的始原をめぐって 【北村 晋】



第?部 中期──政治・言語・哲学

『ヒューマニズムとテロル──共産主義の問題に関する試論』──道徳と政治の突き合わせ 【川崎唯史】

『意味と無意味』──生まれつつある意味 【酒井麻依子】

『道程2 一九五一──一九六一』──五〇年代のメルロ?ポンティ 【佐藤勇一】

『世界の散文』──〈真理〉と表現という問題系の射程 【屋良朝彦】

『弁証法の冒険』──政治哲学的マルクス主義批判 【松葉祥一】

『シーニュ』1──偶然性の中の論理 【川瀬雅也】

『シーニュ』2──知覚と歴史、知覚と政治のあいだ 【山下尚一】



第?部 後期──野生の存在論へ

『ジョルジュ・シャルボニエとの対話』──語り、旅する哲学者 【松葉祥一】

『眼と精神』──晩年の存在論に至る思考の深化 【本郷 均】

『見えるものと見えないもの』1──手と手袋 【村瀬 鋼】

『見えるものと見えないもの』2──「野生の存在」と「野生の意味」 【大滝 結】



第?部 講義──思想の生成の場

『ソルボンヌ講義』──後期思想にいたる原資蓄積過程 【澤田哲生】

『感覚的世界と表現の世界』──「表現」の概念から知覚・運動・身体図式を捉え直す 【家? 洋】

『言語の文学的用法の研究』──書くことと生きること 【佐野泰之】

『制度化、受動性』──歴史のこだまのなかで目覚めるために 【廣瀬浩司】

『自然』──「野生の存在」と自然の哲学 【加國尚志】

『言語と自然』──表現論から存在論へ 【澤田哲生】

『フッサール『幾何学の起源』講義』──デリダの読解との対比を通じて 【亀井大輔】



第?部 メルロ?ポンティ哲学の拡張

認知科学とメルロ?ポンティ──GOFAIからエナクティヴ・アプローチまで 【宮原克典】

フェミニズムとメルロ?ポンティ──規範を生きる身体の経験 【中澤 瞳】

看護学とメルロ?ポンティ──「待望していたもの」との出会い 【西村ユミ】

精神医学とメルロ?ポンティ──病が教えてくれること 【澤田哲生】

教育学とメルロ?ポンティ──「制度化」の記述 【西岡けいこ】

リハビリテーションとメルロ?ポンティ──「私」が「私の身体」を取り戻すために 【宮本省三】



メルロ?ポンティ書誌 【松葉祥一+本郷 均】

事項索引

人名・著作名索引

執筆者紹介

松葉 祥一[マツバ ショウイチ]
編集

本郷 均[ホンゴウ ヒトシ]
編集

廣瀬 浩司[ヒロセ コウジ]
編集

内容説明

メルロ=ポンティの知覚と身体への問いは、現象学、実存主義、構造主義などの現代思想全般に計り知れぬインパクトを与え、その影響は、哲学から、言語学、心理学、そして、政治、芸術、医療へと広がる。本読本は、未邦訳も含めたほぼすべての著作を詳しく紹介、さらには看護学、リハビリテーション、認知科学、フェミニズム、教育学などの実践領域へと拡張し、その思想の全貌を明らかにする。

目次

メルロ=ポンティの生涯とその時代
第1部 前期―知覚の現象学へ(『道程 一九三五‐一九五一』(『知覚の本性』)―メルロ=ポンティの原点
『行動の構造』―行動主義批判と内観について ほか)
第2部 中期―政治・言語・哲学(『ヒューマニズムとテロル―共産主義の問題に関する試論』―道徳と政治の突き合わせ;『意味と無意味』―生まれつつある意味 ほか)
第3部 後期―野生の存在論へ(『ジョルジュ・シャルボニエとの対話』―語り、旅する哲学者;『眼と精神』―晩年の存在論に至る思考の深化 ほか)
第4部 講義―思想の生成の場(『ソルボンヌ講義』―後期思想にいたる原資蓄積過程;『感覚的世界と表現の世界』―「表現」の概念から知覚・運動・身体図式を捉え直す ほか)
第5部 メルロ=ポンティ哲学の拡張(認知科学とメルロ=ポンティ―GOFAIからエナクティヴ・アプローチまで;フェミニズムとメルロ=ポンティ―規範を生きる身体の経験 ほか)

著者等紹介

松葉祥一[マツバショウイチ]
1955年生。同志社大学嘱託講師

本郷均[ホンゴウヒトシ]
1959年生。東京電機大学教授

廣瀬浩司[ヒロセコウジ]
1963年生。筑波大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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