内容説明
東インドの概念が含む「他者」との比較対照により、ヨーロッパ的な「自己」をも分析し検討する。
目次
第4篇 東インドにおけるフランス人の旅行、植民地、戦争、貿易(フランスの貿易における古代の諸革命;大インドへ最初に旅したフランス人たち;大インドのためにフランスは会社を設立する。この会社に対して認められた振興策について;フランス人はマダガスカルに植民地を形成する。この島についての記述;マダガスカルにおけるフランス人の振る舞い。彼らはそこでなにをやることができ、なにをやらなければならなかったか ほか)
第5篇 東インドにおけるデンマーク、オーステンデ、スウェーデン、プロイセン、スペイン、ロシアの貿易。ヨーロッパと大インドとの結びつきに関する重要ないくつかの問題(デンマークの古代諸革命;デンマークは大インド貿易を企てる;大インドでデンマーク人の貿易はどのような変遷を経たか;大インドにおけるデンマーク人の現状;オーステンデにおける大インド会社の設立 ほか)